セルフケア|お灸の使い方講座

コンノサトミ

こんにちは!仙台市でたくさんお灸をしています、マハリク鍼灸院のコンノサトミです。

自宅でできる鍼灸アイテムとして、ドラッグストアなどでもお灸が販売されています。マハリク鍼灸院では患者さまに合わせてセルフケアをおすすめすることがあるので、今回はお灸のやり方を詳しくご説明ます。

目次

忙しい方向け(動画2分)

復習用にもおすすめのコンパクトな動画です。

お灸は市販のものだと個別にシールがついていることが多いかもしれませんが、その場合でもやり方は同じです。

先にツボを書いておくのがポイントです。そうするとお灸を置くときに焦りません。

お灸のやり方を説明します(文字で読みたい方向け)

ここからは、セルフケアでお灸をするときのポイントをとても具体的にお話していきます。

火をつけて終わりじゃない、効果的なお灸のセルフケアのポイントをおさえていますのでぜひ参考にしてください。

お灸をするときの順番

STEP
お灸の用意
STEP
体調の確認
STEP
ツボをとる
STEP
お灸をすえる
STEP
効果の確認

1.用意するもの

  • お灸(台座灸)
  • ライター(ご自宅にあるもので大丈夫ですが、小さいチャッカマンタイプの方が使いやすいかもしれません。100均のもので十分です )
  • 灰皿や小皿
     使い終わったお灸を入れます。お水を少し張っておくとさらに安心です。
  • ペン(眉ペンや水性タイプがおすすめ)
     ツボの位置を確認したあとマークする時に使います。

2.体調チェック

お灸をする前に、その日の体調を確認しておきましょう。

【呼吸】

まず深呼吸してみましょう。

息はどのくらい吐けて、どのくらい吸えるか,確認してみましょう。

【首・肩】

左右を見て、どのくらい首が振れるか、前後に倒してツッパリはないか、ゆっくりと動かしてみましょう。

【手足】

左右や場所によって、温度はどう違うのか触ってみたり、関節の動きやすさはどうか、動かしてみましょう。

3.ツボをとる

ツボの場所を探して、場所にしるしをつけます。点を打つイメージです。

お灸に火をつける前にしるしをつけておくことで、ツボの場所が分からなくなったり、焦ってお灸の扱いを誤ることもなくなります。

ツボの場所は何を参考にしてもかまいませんが、

ここかな?と思って不安になりながらやるより、ここだ!と思ってやった方が気持ちいいお灸ができます。

4.お灸をすえる

  • 裏のシールをはがして、一度利き手ではない方の人差指に貼る
  • ライターで火をつける
  • 台座を持ってツボの上に乗せる

ーPOINTー

・熱い時は我慢せずに外しましょう。

・お灸を途中で外す時は、台座を持ってゆっくり外します。

※熱い時は手袋や軍手などを使いましょう。

・熱さの持続時間はお灸によって異なります。今回使用しているものは2分半~3分です。

5.お灸の後に体調チェック

ステップ2で確認した体の状態をまた同じように確認してみます。

この時に大事なのは、変わっても変わらなくても、深追いしないことです。変わると面白くなってもっとやりたくなります。変わらないと不安になってもっとやりたくなります。

セルフケアで一番心配なことは”やりすぎること”です。

お灸は1個または2個にしておいて、やりすぎに注意します。

よくある質問

お灸するタイミングはいつがいい?

コンノサトミ

基本的にいつでも大丈夫です。お風呂の直前直後はのぼせにつながることがあるので、できればお控えください。妊娠中のかたは、主治医にご相談のもと行ってください。

お灸を控えた方がいいときは?

コンノサトミ

ひどい体調不良や発熱が続いている時、感染症が疑われる場合は、まず医療機関を受診しましょう。

効果はどれくらいであらわれる?

コンノサトミ

個人差はありますが、お灸しながら症状の改善がすぐにみられる場合もあります。長く我慢してきた症状だとセルフケアでは時間がかかることがありますので、プロの施術を受けてみることをお勧めします。

まとめ

セルフケアのお灸はどこまで効果を求めるか難しいところですが、私個人の意見としては、プロが治療した効果を自宅でも持続させるものとして使うのが一番いいと思っています。お灸をやってみようと思うくらい体調がよくないのに、自分のスキルだけで良くなろうとしないことが、回復への近道です。

お灸をうけたことが無い方はこちらからぜひ読んでいただきたい

そもそもお灸ってなんなの?というかたはこちらのブログをどうぞ♪

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