更年期にイライラしたら泣ける動画を見よう

コンノサトミ

こんにちは!仙台市若林区で女性専門の鍼灸院をしております、
マハリク鍼灸院のコンノサトミです。

今回は私が日常で感じたことをベースに書いています。

まとめにすごくいいことを書けたので、それだけでも読んでいただきたいです(できれば全部読んで欲しいです笑)

目次

更年期がそろそろくるらしいです

私は今39歳です。そこそこいい歳になってきたなと思っています。

私は女性の治療を主に行っているので、特に私の発信や施術内容を見て、同世代の方が多く来院します。女性の鍼灸師、キャリア15年、まあまあいい味が出てきてます。

治療中はもちろん自分の不調についてはあまり話すことがありませんが、私は元気はつらつタイプではないので、調子を崩すことも間々あります。昨日は子どもにカミナリを落として、頭にとても血が上りました。

最近よく、まわりの同世代の友人から更年期の話が出てくるようになりました。

イライラしやすくなった自分の状態を『もうお年頃かな・・・』と話す人もいます。

女性は結婚したり子どもが生まれたり、ライフステージが変わることがあるかもしれませんが、

それがたとえ変わらなかったとしても、文字通り目に見えて体が変わります。毎月来ていた生理が終わり、閉経に向かいます。閉経に向かうまでの期間を更年期と呼びます。

こちらのブログでも詳しく話しています。

今日は更年期障害の中でもよく聞く、イライラ・怒りについてお話したいと思います。

イライラしやすくなるのはなぜ?

些細なことにイライラする、ムカつく、怒りが湧いてくるのは、東洋医学的にみて【肝(かん)】という臓腑が弱っています。

臓腑(ぞうふ)というのは現代医学的にみる臓器に似ています。

ちなみに、嫌なことされてムカつくのは当然です。時々いらっしゃるんです、私心が狭くてちょっとしたことでイライラしてしまって・・・と話されるので詳しく聞くと、どっから見ても大事件ですよそれはっていう方が。

なので、ホントに些細なことなのかは1回確認したいところではありますが、今これを読んでいる方とそれができるかは分からないので、そこは我慢しておきます。

さて、臓腑は5つあり、それぞれ5つの感情と深いつながりがあります。

  • 肝:怒り
  • 心:喜び
  • 脾:思い(考え込む)
  • 肺:悲しみ
  • 腎:恐れ

激しい怒りは肝を傷つけると言われています。そしてそもそも肝が整っていないと、怒りもまた出てきやすくなるんです。

肝は気の動きをコントロールしている

怒ること・カーっとなることを『頭に血が上る』と形容しますね。

これは日本語の形容だけど、怒ったときって本当に頭に血が集まっている感じがするし、体がジンジンブルブルします。東洋医学では形容でも何でもなく状態として、怒っているときは気血が頭に昇っていってしまっているんです。

地球は重力があるので、物は下に落ちますね(当然すぎてすみません)。

私たちの体を作っている『気』も同じです。

気を巡らせるためには、下に送るのは元気なら割と簡単だけど、上に巡らせるのは相当なパワーがいります。肝はその上に昇らせるという強い力があるんです。

その強い力が、肝が整っていない状態だと過剰に、そして過敏に働きすぎてしまいます。

イライラしやすい状態は、肝が整っていないことで怒りやすくなって気血が上に昇っている状態です。

昇った気はどうしたらいいのか

頭に昇っていった気血は、時間が経てば徐々に下に収まっていきます。

でも普段からイライラしやすい状態では、なかなか下に降りてきにくくなるんです。

そんな滞った気血は2つの方法で収めていくことができます。

1.治療をして気血を巡らせる

自分の力だけでは降りてこられないのであれば、外からの刺激が必要です。偏った気血の巡りを整えることで、イライラしにくい体にしていくことができます。

2.発散させる

本当は、体の中の気血ですから体の中で巡っていてもらったいいのですが、少し外に出して発散させてあげることで体は楽になります。気血を発散させるには、形のあるものとして出してしまうという方法があります。

肝に関係するもののひとつに『涙』があります。

涙を出すことで、肝の気血は整うことができます。

逆に適度に涙が出るのは、肝が整っている証拠です。

(※ドライアイで涙が出にくくなっているのは肝が弱っていることがあります)

もちろん涙を出しすぎてしまっては、また別の症状が出てくることがありますが、

涙が枯れるまで泣くことって、意図的にはそうそうできることではないと思うので安心してください。

最近泣いてますか?

イライラしやすい時って、感情スイッチがすぐ怒りに切り替わりやすくなっています。

イライラしていると、涙はなかなか出てきません。素直に気持ちを出せなくなっているということです。

泣けと言われても泣くことは難しいですから、ここはアイテムを使うことにしましょう。

涙を誘うドラマ、映画、動画、本。そんなエンタメに触れることで、自然と涙が出てくるかもしれません。

一回でダメでもあきらめないで、何度かチャレンジしてみてくださいね。

更年期障害は心が不安定になることもあるので、あまりにもふさぎ込むようなときは別の方法にしましょう。笑い涙もとてもいいと思います😊

ちなみに私は昨日zoomでコンサルを受けながら号泣したので今日はとてもすっきりして元気です!!

まとめ

たくさん泣いたあとに、すごくすっきりした経験はありませんか?あれは気血がよく発散された証拠です。イライラも吹き飛んで、とても気持ちいいですよね。さらにその日はよく眠れます。眠ることで、発散した気血をまた補っていくことができます。気血が巡ることで私たちは元気に過ごせます。いつでも巡らせることを意識していきたいなと思います。ちょっと自分では発散しきれない!という時は治療がおすすめです。下のボタンからご予約してみてくださいね。

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