コンノサトミこんにちは!宮城県仙台市で子どものための鍼治療 小児はりをしています、マハリク鍼灸院のコンノサトミです。
以前こちらのブログで我が家の子どもの治療を書きましたが、今日はその経過を少しお話させてください。


体調に変化がみられるようになりました
今日まで治療に7回通いました。変化は6回目の治療の前日くらいから感じ始めました。少しだけチックの症状の回数が減っているな、くらいでした。その後7回目の治療をするまでの4日間、症状がみられませんでした。
治療期間中、症状は出たり出なかったりするものです。なので、それに対して一喜一憂しすぎないことは、見守る側にとって大切なことです。なのでそこまで喜んでいるわけではありません。でも、変わってきたということは治療のおかげです。
7回目の治療のあと、また少しだけ症状がみられることがありました。通院する前とは比べられないくらい少しですが、やはり完全に症状が無くなったわけではありません。
そしてこの、ちょっと減ったけどまた症状がみられるようになったとき、そのきっかけと思われることがありました。でも、私はそのきっかけを子どもの前から排除しようとしませんでした。
害は取り除きたい、という親心
そのきっかけは、少し頑張れば今の子どもの生活から排除できるものでした。
でも、似たようなきっかけは必ずやってきます。その度に私が、危ない!と思って避けるようにしていくのが、子どもの人生にとって必要なことではないと思ったのです。
実は他にもチックのきっかけになっていそうなことがあります。それは画面を見る時間です。ゲームと動画は1日の時間を決めて、途中休憩もはさみながらルールを守って遊んでくれています。個人のキャパというのがあるとは思いますが、やりすぎているということはありません。
もしかしたら、画面を見ることそのものをやめたら変わるのかもしれない、そう思うこともありましたし実際時間を半分にしてみたりもしました。でも変わりませんでした。
全くやめてみたら変わったかもしれませんが、私はそれをしませんでした。
だってそれ(やめること)をいつまで続けたらいいか分からないからです。画面をみるとチックがおこる。でも永遠に画面を見ずに生活するのは不可能です。いや、不可能ではないかもしれないけど、私はさせたいと思いません。
今の生活スタイルはあまり変えずに、こどものやりたいこと(遊び)はそこまで減らさないようにして症状を改善していきたい、これが私が治療の時に鍼の先生にお伝えしたことです。
だんだん通うことに慣れてきた
前回のブログでもお伝えしましたが、通う時に私は覚悟が必要でした。近くない治療院に頻回に通院することは、1歳児のいる共働きの我が家ではラクなことではありません。
でも3週間ほど経ってやっと道も少し覚えられて、通うことに慣れてきました。始めは正直夕方の運転がしんどくて、帰宅後はへとへとになっていましたが、慣れてきた今はそこまで疲れなくなっています。
でも、こうやって自分が子どもを通わせる側になったとき、保護者の方へのリスペクトときちんとした説明は絶対に必要だし、それがなければ治療はすすめられないとあらためて思いました。
まとめ
最近のニュースで、仙台市の子どもの医療費が無償化されるというのを聞きました。とてもありがたいことです。今までの初診500円でもありがたかったけど、次は無料ですからね。さてそうなった時に、自費診療である鍼灸治療はどのようなことが求められるようになるのか、考えていくことが必要だなと思います。気軽に病院に行ける時代に鍼灸師だからできることを、もっと発信していこうと思います。


